らいぶ

basement-times.com

 

この記事を読んだことがあるだろうか。

読むことすら面倒くさい人に向けて書くなら周りを気にする人間がライブでいまいち「ノリ」きれないという話

 

僕は共感という言葉があまり好きではない。「共感」が世に溢れ出すぎて「共感する」という言葉に社交辞令から僕もゾッコンですという振り幅がありすぎる。ゾッコンが死語とか言うな、言葉は永遠にゾンビだ、チョベリグ

 

だが、くしくも、図らずとも、共感したという言葉を使ったのが冒頭の記事を読んだ時である。

好きなバンドのライブに行った時、YouTubeで見つけたバンドのバンドのライブに初めて行った時。楽しんでる自分の中でどこか冷静な自分が同じ思いを抱いていた。

 

150人ぐらいのキャパのライブハウスがすし詰めの時、その1/150に自分がいる時、熱心なファンからの無意識の同調圧力。ナイーブな僕は前から聞こえる爆音を聞きながらその同調圧力に立ち向かうべきか無視するべきか屈するべきか、そんなことを悩んでしまう。

しかもなんとなくで向かったライブだから曲もあんまり知らないし

あの彼らの、キラキラともドヤ顔とも取れる顔でサビやクライマックスに向けて見事なタイミングで手を振るのはなんなんだろうな。テレパシーかよ電波かよ、初見殺しにも程がある。

 

だから人は野外で行われる春フェス夏フェスに足を向けるのだろうか。個人的には大規模な野外フェスって、その音が聞こえる範囲なら人々が好き勝手に踊ったり、見たり、芝生に寝転がりなが聞いたりしてるからこそ、楽しい。楽しめる。

 

今年の夏もまた、香川県は国立まんのう公園にMONSTER Bashに行くだろう。

今年もまたふらふらと好きなバンドのライブに行くだろう

 

確かなことはそれぐらい