今日のこと

読む人がほとんどいないブログを書き始めてかなりたったが、日記的な今日の出来事を。

 

実は昨日、金メダリストとそのコーチによる講演会があった。私は行かなかったが

先輩が行っており、いろいろな話を聞かせてもらった。ここに書くほどのことではないが、主に体の使い方などである。私はスポーツは感覚で体が覚えると思っている節があるので、正直この年齢になるまで「考えて」スポーツをしていなかった。

そんなことが吹き飛ぶほどであった、人から聞いた話にせよ。久々に行けばよかったと後悔した。

 

トップアスリートの現場で見たことはないだろうか、帯同するトレーナーという人を。その彼のすごさも思い知らされた。筋肉、姿勢、骨格に関する知識はもちろん、人や部位ごとに合った数百の鍛え方を熟知している上、そのサポートをする人間である。彼なしにはアスリートは上へは上がれないであろう。アスリート自身の才能努力はもちろんであるが、それをサポートする人間がいなければトップには行けないのだ。

何かを極めたもの同士が手を組むとここまですごいことができるのかと、聞いていて思った。

 

英才教育というものがある。私なりの偏見では、白の2階建ての大きな家に住む、地べたに座るという選択肢がない家のマダムが、短パンポロシャツサスペンダーの坊ちゃん刈り少年にあれやこれやと講師やコーチ、挙句の果てには自分が出てきて将来に役立つ確率23%ぐらいのことを高い金を払って教えるものと思っている。

この偏見があってる間違っているなどどうでもよいが、昨日の講演会の話を聞きもっと昔にそれを教えてもらいたかった実践してやりたかった、と思った。だがしかし同時に、当時の自分ではそれを聞くだけの集中力と意思はなかったのではと思う。

 

英才教育が良い悪いではない。重要なのはそれを受け取る側の意思と集中力の話だ。

頭で理解することと、それを利用する体の使い方がつながり始めた今、強く強くそう思った。

 

あっという間に一時間半経ったことに気づいた私は、帰りに買う予定だった唐揚げを明日買うことにした。できるだけ早く今日のことを文字に記しておきたかった。